七夕 笹に願いを
2012年 07月 08日
七夕の日はいつもハラハラしてしまう。
晴れるといいのだが、最近は雨か曇りの天気予報が多い。
今年もこれは雨やな・・。せめて、曇りになれば、いいのにと思った。
天の川での織姫と牽牛が無事に会えればいいのにとロマンティックに思いふける。
子どものころは短冊に願いを書き、竹笹に括り付けたものだ。
子どもならではの「〇〇が欲しい」とか「〇〇になりたい」とかわがままな願いばかり書いていた。
最近は身近に竹のないので、個人の家や商店街のディスプレでも見ない。
ところで、笹の葉に短冊をくくり川に流す風習は江戸時代から始まったそうだ。
梅雨の折、天の川の水をたくさん飲み、青々とした竹の笹。
しっかり天に願いをとどけてくれる清らかで、たのもしいイメージを竹や笹に江戸の人々は感じたのかもしれない。
地上からのたくさんの願いごととは別に
天の川でのお二人は仲良く竹の子料理を食べてデートしているかもと想像してしまう。
七夕にて
莞鳴