2015年 05月 17日
京都の竹の子も そろそろ 終わりに近づいている。
名残の頃だ。
この写真の竹の子は2015年5月15日のものだ。
4月の竹の子にくらべ、すらっとして細長い。
やはり、5月の頃は気温もたかくなり、伸びるのが早いからだ。まだまだ白いが皮に赤色がさしている。
4月にくらべ、少し固い食感だ。
私はこのころの竹の子も好きだ。
さっくとして、歯ごたえもあり、フルーティだからだ。
固い部分は細かく包丁を入れ、すき焼きやラーメンの具材にして食べる。
意外と鳥肉や豚肉とも相性がいいのだ。
それと今年は 名残りの竹の子で竹の子のザワークラフトやピクルスをつくってみた。
夏の暑いときの栄養補強に食べるつもりだ。夏が楽しみになる。 莞鳴
2015年 05月 11日
前回は大腸がん予防の意味で肉食系の皆様にも竹の子をおすすめしましたが、。
今回は塩系の皆様にも竹の子をおすすめしたいのです。
塩分過多の食事をとっている方には減塩製品をおすすめするより塩分 と同時にカリウムを含む食品をたべるといいのです。
カリウムは摂取しすぎた塩分を吸収して、排せつさせる働きがあります。
カリウムを含む食品にはウリ科 特にスイカやメロンなどのフルーツがありますが、
竹の子もカリウムを多く含みます。
インスタント食品やスナック菓子などの食品には化学添加物だけでなく、化学生成の塩分
を多く含みます。だから、塩分摂取の多い方はしらずしらず増えています。
腸を守り、塩分過多を助ける成分をもつ竹の子。
だからこそ、竹の子は現代人には救世主的な食べ物なのです。
健康維持にも竹の子がやはり、おすすめですよ。
たけのこ大使 莞鳴
2015年 05月 06日
本日は 食育についてのコメントです。
最近の日本の若い世代は欧米なみに肉を食べるようになったようです。
もともと、日本人は肉食系の食物を食べる体でなく、
消化酵素は 欧米人のそれと違うとされています。
消化酵素の違いで肉類やアルコール類など分解、消化が効率的にできない日本人が多いのです。
もともと 植物性の食物や小魚などを食してきたのですから、無理もありません。
さて、その肉類をたくさん食べすぎるとどうなるのか?
最近の文化人類学の研究では アメリカに住む日系2世や3世の大腸がんになる率が高いとの発表がされました。
そして、今後、日本国内でも肉食を好む若者世代に大腸がんになる率が増えるのではないかと危惧されると結ばれています。
大腸がんのリスクを回避するためにも 発酵食品や食物繊維を肉とともにとり、腸内をきれいにすることが肝要です。
そこで、 この時期のおすすめこそ 竹の子 です。肉ととることで竹の子の栄養成分と肉のタンパク質のとりこみがよくなり、そのうえ、竹の子の食物繊維やその成分が腸をきれいにします。だから、ハンバーグと竹の子や焼肉と竹の子など取り合わせがいいのです。肉食の少年・少女よ。竹の子を食べて、将来のがんリスクをおさえてくおくれ!!
僕の夢見る未来は 君たちが健康で 竹や竹の子と共生する社会なのです。
竹の子大使 莞鳴
2015年 05月 01日
江戸っ子はなんでも走り(ではじめ)を好む。
勝気で粋な江戸っ子はなんでも一番初めが縁起が良いとしているからだ。
食べ物でも走りを食べると長生きできると縁起をかつぐ。
さて、一方、上方(関西)のあきんどは 旬 にこだわる。
旬の食べ物は美味い上に 大量に出回り、価格も安くなる。
大阪のあきんどは安くて美味いものが一番 お得だと思うからです。
では そのどちらにも属さない 風流な通人はと申しますと、
名残りものを好むそうです。
名残りものとは 旬である盛りを過ぎたころ
いいものが残りわずかな頃の物。
通人がそれを好むのは
名残り惜しい せつない もののアワレ を感じるからか?
5月の竹の子は名残りの竹の子といわれるが、
旬のもの以上に繊維が強く、歯ごたえもあり、栄養分も高い。
体に(特に腸に)良い成分が豊富なのだ。
そして、うつ病にもよいとされるアミノ酸のチロシンを大量に含むのである。
俗な世界を嫌う通人はどこかひきこもる癖がある。
通人が5月の名残りの竹の子を好む訳はそこにあるのかもしれない。
つつじの花がきれいな5月、まさにさつき晴れな京である。
家にひきこもらないで出かけてみよう。
莞鳴