たけのこ(筍)界の御三家!!
2011年 06月 05日
衣替えの時期ですね。
昼間には半袖の方が目立ちます。
梅雨時期ですが、割合と心地よい風が吹きます。
京都でも真竹が登場しました。
前回紹介したハチクのたけのこの後に登場する真竹のたけのこは初夏の訪れを感じさませます。
孟宗竹のたけのこは外国から入ってきた外来種ですが、この真竹は古来から日本にあった在来種といわれています。
奈良時代の文献にたけのこの表記があるのですが、この真竹のものだろうといわれています。
味は孟宗ほどでなく、ハチクに近いですが、繊維質が強くなく、皮は黒ですが、中身の色は白いですね。
古代ロマンの香りが感じられる真竹は6月上旬の短い間にしか食せません。
ある意味、希少さは3種のなかで一段上と思います。
孟宗、はちく、真竹 はたけのこ界の御三家と呼びたいですね。
莞鳴