たけのこ(筍)界の銀メダリスト?
2011年 05月 28日
なんの世界でもトップは目立つもの。
スポーツの世界でもトップの成績を残すと賞賛されます。
1番になった金メダルの選手はマスコミでの扱いやその後の生活までかわるといいます。
逆に2番の選手は僅差の実力でもその名は金メダル選手より先に忘れ去られます。
金メダル選手にくらべ、印象が薄くなるからでしょう。
さて、たけのこ(筍)においてもその傾向は同じようです。
食用のたけのこの中で1番の金メダルはご存知、孟宗竹のたけのこです。
皆さんが召し上がるものはこれですね。味において、断トツのトップです。
では 2番はなんでしょう?
メンマ(麻竹)もありますが、ここは ハチクのたけのこ(筍)を推したいですね。
ハチクは5月中旬から5月末に採れるたけのこ(筍)で、
孟宗のたけのこ(筍)より繊維質があり、かたい食感。
こちらの方が孟宗より好きだという方もいます。
通はイブシ銀を好むといいますが、その傾向はたけのこ界にもあるかもしれません。
このハチクは破竹と書きますが、「破竹の勢い」という様にこの時期にどんどんでて、育ちます。
短期間で一度にでて、大きくなるその勢いがある様からきてるのでしょう。
これからの梅雨に向かいハチクを食して ハチクのごとくの勢いで頑張りたいものです。
莞鳴