いよいよ、たけのこの季節が到来です。
2011年 04月 07日
京都の西山でも枝垂れ桜が見ごろになり、いよいよ春らしき気候になりました。
これからソメイヨシノの桜が咲いていきます。京都の市街地ではすでに
8分咲き、昼間は上着をぬいで散策される観光の方の姿もみられます。
いよいよ春本番、たけのこ(筍)も本格的に登場します。すでに
親竹(オヤダケ)の選定もされる竹林農家も見られます。
<親竹(おやだけ)>
竹の子は地下茎でつながり、親竹が根をはり、春に竹の子をだします。
じゃがいもなどと同じで、親株、種株が必要になります。春の竹の子は
すべて収穫するのでなく、将来、竹の子を出す親竹として数本残していきます。
また、8年以上の竹は切られ、新しい竹と交代していきます。新旧の
タイミングの良い入れ替わりがあるからこそ、良い竹の子が育つのだそうです。
人間の社会でもそうありたいものですね。
莞鳴