たけのこは愛の結晶や。
2011年 11月 13日
多くの方が たけのこ って自然に生えてくると思ってらっしゃるようだ。
もちろん、たけのこも自然のものゆえ、自然に生えるのですが、
出荷される京都ブランドの竹の子は農家の方の愛情が注ぎ込まれている。
11月から12月にかけて西山周辺の竹林に行くと竹林の足元にワラが敷き詰められている風景が目に入る。
まるでじゅたんを敷き詰めたように綺麗にワラが敷き詰められている。
これは冬場に備えて、地下のたけのこを暖めるためと
ワラ自体が肥料になるようにとの意味で敷かれるのだそうだ。
越冬を迎える寒がりの竹にそっとウールのコートをかけるようにワラを敷く農家はまさにカントリージェントルマンですね。
このあと土入れの作業へと続くのですが、大変な作業となります。
これは京都方式とよばれ、京都独特の作業だといわれます。
竹林農家の方の様々な愛情作業により おいしい京都のたけのこが生まれるのです。
うまいたけのこは竹と人との愛の結晶なんやね。
カントリージェントルマンに感謝!!
莞鳴