祇園祭と竹
2014年 07月 12日
日本・京都の夏の祭りといえば、そう 7月17日からの祇園祭。
今年は24日 にも 山鉾巡行が行われる後祭りが再開されるそうだ。
といってもおなじみの主な鉾は17日のみに巡行されるのだが、
それに先立ち7月10日から12日の間に各鉾の準備がされる。
それは「鉾立て」と呼ばれ、蔵から鉾の部品がだされ、組み立てられていく。
この組み立てには釘をつかわず、木材と縄にて組み合わされていく。
そして、そこに 竹の子ならぬ 竹材がとてもしぶい使われ方をしている。
絢爛豪華なその鉾の縁の下で竹は仮止めの役をしているのだ。
竹の隠れた働きにささえられ、何トンという鉾が京都の町に立っていること
是非、皆様に知ってもらいたい。 たけのこ大使 莞鳴