祇園祭り 辻回しと竹
2014年 07月 23日
今年の祇園祭りも明日24日で最終日、梅雨が明け、夏本番。
さて、先日17日の祇園祭の山鉾巡行をご覧なられましたか?
くじ改めもさることながら、
山鉾巡行の見どころはなんといっても 辻回し でしょう。
10トン以上の鉾が、人力にて方向をかえる。多くの観客がその動きにどよめく。
まさに 山鉾巡行の見せ場でもあるのが 辻回し。
さて、この辻回しにかかせないのが 竹 と 水 だとご存知でしたか?
鉾の向きを変えるに 道路に 竹を敷き詰め、水を掛け、そこに鉾の車輪をのせ、
掛け声とともにひきこ方が綱を引っ張るのだ。大車輪が竹の上を滑るように向きを変える。
その昔は 柳の木や枝を利用していたそうだが、道路がアスファルトになってからは竹が活躍しているのだ。
目立たないけれど、縁の下の力持ち。
その役割のとおり、この竹材は 、しまわれ巡行の際も鉾の下=縁の下にてせられている。
みなさんも竹の存在に気づいてください。
祇園祭りの辻回しになくてはならない竹の存在を。
竹をこよなく愛する たけのこ大使 莞鳴
写真は 函谷鉾保存会様よりご協力いただきました。
ありがとうございます。