6月に採れる竹の子とは!?
2015年 06月 14日
皆様は竹の子は春のものだとお思いの方がほとんどだと思います。
実は竹の子はいくつも種類があり、6月にも出てくる竹の子があるのです。
それは 真竹(まだけ)と呼ばれる種類の竹の竹の子で、みなさんのお馴染みの竹の子の孟宗竹と比べると、でてくる時期が少し遅く、
5月末から6月上旬にその姿を現します。
真竹は昔から竹材として使用され、孟宗竹より古く日本国内に存在し、建築素材として、
使用用途は広く使用されてきました。
その真竹の竹の子はごく短い期間にしかとれず、一般家庭にはなかなか登場しませんので、
ご存知ない方も多く、食べれない竹の子などと誤った表記をされています。
知名度は低いですが、歴史や文化貢献度は高い竹であり、竹の子であります。
6月ごろのの吸い物椀の具材として料亭などで使用されています。
ご興味のある方は、良いものを見かけたら、その場でお買い上げください。
次に見るのが来年になってしまうぐらい、良質なものは少なく、時期も短いです。
ちなみに写真は去年の6月4日頃に撮影したものです。今年は写真をとりそこないました。
莞鳴