世界竹会議紀行 その1
2015年 12月 10日
今年、平成27年9月17日~22日の間、韓国の潭陽(たんよう)にて世界竹会議(World Bamboo Congress=WBC)が開催されました。この世界竹会議(WBC)は今回第10回目の開催で、第一回目は1984年にプエルトリコで開催され、以来、フランス、タイ、日本、インドネシア、コスタリカ、インド、ブラジル、ベルギーなど多くの国で2年から4年の隔年で開催されてきました。年々、参加国を増やし30か国以上の国々が参加する国際的な会議組織となっております。
竹を研究するアカデミックな論文発表から竹材や竹素材を使用した建築物からインテリアデザインとさまざまなジャンルの方が竹という植物のもと集まり、それぞれの成果を発表したり、意見交換、ビジネス交流をされています。
今回の世界竹会議(WBC)は韓国側の数年にわたる誘致活動の結果、開催されており、世界竹博覧会も同時に開催され、多くの参加者を動員した。世界竹会議は5日間の開催だが、世界竹博覧会は9月17日~10月31日の45日間開かれ、50万人以上の参加動員を記録され、竹をテーマのしたイベントではすばらし数字と経済効果をだされています。竹による国際的インバウンド戦略を展開され、見事に成功モデルとなりました。