アジサイも綺麗に咲いています。
夏至も過ぎ、
梅雨明けもそろそろの気候。
夏バテには要注意です。
さて、竹の子の水煮を見ると中に白い粉みたいに竹の子につています。
カビ?と思いきやこれはチロシンといって竹の子のもつ成分なのです。
実はこのチロシンは脳科学的には大事な成分だそうです。
チロシンはアミノ酸の一種で感情や精神機能、性的衝動を脳内でつかさどる重要な神経伝達物資であるドーパミンやノルアドレナリンを助ける成分だそうです。
うつ病や慢性疲労に効果があるのではないかと研究がすすんでるくらいです。
現代病の5月病(さつきびょう)に竹の子が効果あるとは断言できませんが、その時期にでる自然のものには
人間の体に必要な成分が含まれるといいます。
季節感のない時代ですが、季節の旬をとることが体にもいいのかもしれません。
6月には真竹が採れます。きっと夏の準備に必要なチロシンを含む成分がふくまれているのでしょう。
節電の叫ばれるこの時期、暑さ対策は体の内部にも気を配り、
食事のこともバランスよくとりたいものです。
莞鳴