たけのこ (筍) 料理の店 京都 うお嘉

〒610-1121 京都市西京区大原野上里北ノ町1262
営業時間 : 11時30分~22時00分(入店は20時まで)
定休日 : 月~木曜日の間で不定休

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たけのこ(筍)にまつわる事柄やうお嘉での日々の出来事を徒然なるままに書き留めていきます。

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竹をめぐる冒険 序章 

393-9337_IMG (2) アクセスページトップ 竹林風景僕は竹の為に行動している。これは竹を通じてその土地であり、大地であり、地球(アース)のために行動していることになる。
草木は根で大地とすべてはつながっていて、根を張るものはすべて地球をとおしてコミニュケーションしているといわれるからだ。

ECOという言葉があるが、使っている我々は本当に地球の為にECOを認識しているのだろうか?
私たちは本当に子供の為に良き遺産として地球を大切にするという概念でECO活動というものをすすめているのだろうか?

純粋に人類が地球の為に行動する生き物なのだろうか疑問である。
我々は大脳新皮質が過度に発達した利己的な生物だとしたら、地球には悪影響を及ぼす存在なのではないだろうか?

今の人間の存在が一番、地球からみたら迷惑なんじゃないのかとおもう。

自然を壊し、自分たちの都合のいいように作り変ええて、絶滅種を増やしてきたのではないか?

西洋文化の特徴に 厳しい自然に対しそれを乗り越える為に科学を推進してきた。
自然と対峙し、それを乗り越える為に自然を研究し、さまざまな機械や装置や道具や薬や食糧をつくりだしてきたのだが、

本当に自然の中に生きる人間に役立っているのだろうか?

また、どんなに自然に打ち勝ち、防御システムをつくっても、自然のはかりしれない力の前になすすべのないときもある。

西洋でもそのことにみんな気づき始めているのではないか?

日本の和の文化には 自然と対峙するのではなく、自然を恐れ敬い、自然に調和するスタイルがある。
そして、大脳新皮質ではなく古い脳幹(たとえば、感性とよばれるものなど)を働かせ、自然からの恵みを大事にする。

古代には信じられないぐらい合理性にとんだ生活様式や建築様式が存在している。

万葉集など歌を見るだけでも 古代人の感性は今の我々には到底及ばない豊かさがある。

古代人の方が自然と調和するうえでの知能が特化していたのではないか?

私の疑問への回答はすぐにでないものだろう。でも、私は直観で思う。我々はこれ以上大脳新皮質を肥大させないようにバランスの良い、つまり、自然と調和する脳幹を発達させて、食文化変革を行うべきだと。

言い方をかえれば、 人類の利己化を抑制するために 大脳新皮質の暴走を抑えることだと思う。そして、それには生活環境と食物に大きな寄与するのではないかと推測している。

和食や日本の古い文化にはとても理にかなった点が見られる。それは利己的に合理性をもとめた結果ではなく、自然に素直によりそったり、感じる結果としてもたらされる合理性なのである。
なので、自然との対峙や対決がないので自然にもヒトにも無理が生じない調和が存在する。

自然との対話 大地や空との対話 それは五感と古き脳幹を駆使して行う人類の生きる為のすべだと思うのである。
そこに 究極の合理性や調和性をもつことが、自然である地球に暮らす為に必要なことだと思う。
それに気づき、それを 教え広めることが 宗教や政治の役割であり、原点だと思う。
そして、そのことが実践されているかと言えば、答えは NO だと思う。

さらに誤解を恐れなく言えば、本当に憎むべきは 我々の大脳新皮質の暴走をコントロールできないことにあるのだと思う。

我々は古代や古い調和型の文化から コントロールし、古き脳幹にある情報を読み戻す方法をさぐるべきである。

すでにそのことに気づき、自然と対話する能力を持った 古き記憶をよみがえらせるものがある。

それが私にとっては 竹であり。 竹の子だと思う。

その存在は 自然が人類に与えた最後のチャンスかもしれないと思うこともある。

これは私の竹をめぐる冒険の序章とする。

つぎは 第二章へすすめます。それが竹プロジュエクト。ご期待ください。

もうすぐ春。地球とつながった、たくさんの竹の子が待っています。

合掌

たけのこ大使(自称) 莞鳴

紅葉の時期に青い竹の撮影はいかが?

紅葉の時期になりました。

京都の西山の紅葉は少し遅く、

11月下旬ごろがおすすめです。

紅葉もきれいですが、青竹の清らかな色も素敵です。

竹は広葉樹とちがい、寒くなるほど青々として凛とした表情をします。

ご自慢のカメラで撮影にお越しください。

タイミング良ければ、竹の子農家の土入れ作業も見られるかもしれませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大原野の竹の子農家の土入れ作業は主に11月から12月の間に行われます。

京都の方も直にみられる方は少ないので、貴重な風景です。かくれた文化遺産といえます。

 

 

莞鳴

珍味!!夏の竹の子

竹の子は春のものだと思い込んでいた。

しかし、夏にも竹の子はとれるとの情報をきき、

調べてみることになった。

孟宗竹やハチクや真竹以外に 緑の竹と書いて「緑竹(りょくちく)」という食用のたけのこ存在する。

この緑竹は7月から9月の間に芽をだす。つまり、夏場に竹の子がでてくるのだ。

南方系の寒さに弱い竹で、年中暖かな気候でしか生息できない。

日本でも栽培に適した場所は限られる。九州の南端の西海岸や伊豆半島の先端など。

さっそく 九州の方にお願いして、緑竹を発送していただいた。

それがこれです。

 

この緑竹の竹の子は孟宗竹などの春の竹の子と違い、

あく抜きしなくてもそのまま料理できる。しかも、写真のように中に節がないのです。

 

 

 

 

 

 

 

しかも 味がフルーティでトウモロコシより甘い味わいがするのです。

これは珍味!!さっそく うお嘉の社長にすすめてみました。

うお嘉の4代目もこれは初めての味と絶賛されました。

 

世の中にはまだまだ 知らない竹の子があるのだと

たけのこ大使こと莞鳴は思いました。

 

莞鳴

 

祇園祭り 辻回しと竹

今年の祇園祭りも明日24日で最終日、梅雨が明け、夏本番。

さて、先日17日の祇園祭の山鉾巡行をご覧なられましたか?

くじ改めもさることながら、

山鉾巡行の見どころはなんといっても 辻回し でしょう。

10トン以上の鉾が、人力にて方向をかえる。多くの観客がその動きにどよめく。

まさに 山鉾巡行の見せ場でもあるのが 辻回し。

さて、この辻回しにかかせないのが 竹 と 水 だとご存知でしたか?

 

鉾の向きを変えるに 道路に 竹を敷き詰め、水を掛け、そこに鉾の車輪をのせ、

掛け声とともにひきこ方が綱を引っ張るのだ。大車輪が竹の上を滑るように向きを変える。

その昔は 柳の木や枝を利用していたそうだが、道路がアスファルトになってからは竹が活躍しているのだ。

目立たないけれど、縁の下の力持ち。

その役割のとおり、この竹材は 、しまわれ巡行の際も鉾の下=縁の下にてせられている。

みなさんも竹の存在に気づいてください。

祇園祭りの辻回しになくてはならない竹の存在を。

 

竹をこよなく愛する たけのこ大使 莞鳴

 

写真は 函谷鉾保存会様よりご協力いただきました。

ありがとうございます。

 

祇園祭と竹

日本・京都の夏の祭りといえば、そう 7月17日からの祇園祭。

今年は24日 にも 山鉾巡行が行われる後祭りが再開されるそうだ。

といってもおなじみの主な鉾は17日のみに巡行されるのだが、

それに先立ち7月10日から12日の間に各鉾の準備がされる。

それは「鉾立て」と呼ばれ、蔵から鉾の部品がだされ、組み立てられていく。

この組み立てには釘をつかわず、木材と縄にて組み合わされていく。

そして、そこに 竹の子ならぬ 竹材がとてもしぶい使われ方をしている。

絢爛豪華なその鉾の縁の下で竹は仮止めの役をしているのだ。

竹の隠れた働きにささえられ、何トンという鉾が京都の町に立っていること

是非、皆様に知ってもらいたい。  たけのこ大使 莞鳴

名残の竹の子どころか・・・!?

5月のGWが終わりました。

このころから 竹の子も成長度合いをまして、

親竹もどんどんおおきくなります。

 

たけのこ自体も地下茎の深いところからでてくるので、筒状で繊維質の強い竹の子が多くなります。

そんな竹の子を「名残りの竹の子」と呼びます。

 

ところが、5月の朝夕の気温の低さと4月の雨の少なさで、

いまでも名残りどころか4月のころの旬の竹の子がでてきています。

農家の方も今年は「 盛り(旬)がおくれているでぇー」「今頃でもいいのが出よる。」と笑みを含んでおしゃります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月6日に大原野 小塩でとれた白子の筍です。

今年は竹の子ファンにいい5月になりそうです。

 

天候に感謝 竹林に感謝 農家に感謝

 

たけのこ大使 莞鳴

 

 

 

京都竹の子名産地の歴史

京都の方でも意外と知らないことが多くある。

また、食通の方でも産地の歴史はあまりご存知ない。

 

京都の竹の子の歴史について調べてみた。

 

京都の名産の竹の子は 「孟宗竹」(もうそたけ)と呼ばれ中国大陸からもたらされた外来種である。

このもたらされた経路には様々な諸説があり、専門家もいろいろ説をとり、いまだわからない謎です。

 

九州地方の学者は中国から琉球(沖縄)を通じて、薩摩藩から入ったといわれます。

 

しかし、京都の竹の子の歴史を探ると

山城国(現在の京都府南部)における孟宗竹の栽培は、徳川時代、享保19年(1734年)に綴喜(つづき)地域に始まり、

京都、西山地域(旧名:おとくに=乙訓)には寛政年間の1790年頃に移殖されたと記されております。

 

この地域に住む 朝田文次郎が、宇治・八幡方面から大枝長野新田と寺戸堺に植えたのが最初であるといわれています。

(「大枝・大原野の里」より 京都市開発局 発行)

ですので、薩摩藩からの移植より前にすでに孟宗竹が京都にあったと思われます。

 

また、宇治の黄檗山万福寺の僧が唐から持ち帰り、乙訓郡奥海印寺の寂照院に植えたともいわれます。この僧こそ、禅宗の曹洞宗で有名な

道元禅師だったともいわれたり、はたまた、その僧は弘法大師の空海の縁者だともいわれます。

どちらにしろ、この地の竹の子は孟宗竹がほとんどで

竹の子を農業収穫物として、江戸後期から栽培奨励されたようです。

そして、明治の中期以降、竹の子の栽培はいっそう盛んになり、大正時代には全国に京都の竹の子の名が知れるほどの産地になりました。

 

この地の自然環境や土壌が竹の子栽培に適していることもあり、良質の竹の子がたくさん収穫され、それが今も続いているのです。

もちろん、それを支えた 竹林農家の家の歴史こそ、この京都名産「竹の子」の歴史でもありることはいうまでもありませんね。

 

5月5日は 子どもの日 ですが、その子どもが大きくなり、家を継ぎ、家の歴史や地域や文化の歴史を産みます。

竹の子のごとく すくすく育つ 子ども たちに このことを伝える記念日があるといいですね。

 

自称 たけのこ大使 莞鳴

 

 

 

 

 

ようやく降った恵みの雨

今年は雨の少ない春です。4月の後半に10日間以上も雨らしい雨がなく、

今日、全国的に雨がふりました。昭和の日の祝日でお出かけの方も多いのではないでしょうか?

雨でがっかりされている方もいらしゃると思います。

しかしながら、たけのこにとってはまさに恵みの雨です。

たけのこ 水の子 とよばれ、水がないと成長できません。

これまでは

農家の方は竹林にポンプで水を撒いておられて竹の子に水をやっておられました。

これはたけのこ堀り以外に水を運ぶという重労働でした。

この雨でその作業もなくなりそうです。

農家のとっても恵みの雨です。

あとは気温があがれば、雨後の竹の子の言葉どおり、たくさん竹の子がとれることでしょう。

この竹の子予報があたるといいですね。

全国の京竹の子ファンの皆様に朗報になることを祈ります。

 

合掌

 

たけのこ大使 莞鳴

オバマさんに京都の朝掘り竹の子を・・

本日、来日されているアメリカ大統領、オバマさんに京都の朝堀り竹の子を召し上がって欲しかった。

残念ながら、それはできません。なんと 本日は東京方面は出荷規制(?)、出荷自粛のため、

出荷がかないませんでした。なので、もし、口にされてもそれは2日前のもの。

やはり、京都のここ大原野にきて、食べてほしかった。

もっとも本当に来られたら、厳重警戒態勢で地元の竹の子の出荷ができなくなるので大騒動ですが・・。

TPPの交渉が続く中、日本の貿易赤字は累積する一方だ。このままでいいのか?日本の農業!!

いつか、日本がヨーロッパ・フランスやイタリアのアグリツーリズモのスタイルを取り入れ、多くの外国人観光者の方に滞在型観光してもらい、竹の子の手入れを助けていただき、

春には食しいただく、京たけのこアグリツーリズモを展開したいものだ。(そうすれば、少しは貿易赤字も減るでしょう。農業の労働者不足も賄われ、同時に国際交流もできる。)

その時には オバマさんにもぜひ、家族連れでお越しいただき、長期滞在して、京都の朝堀りの竹の子を食べてもらいたい。

オバマさんに竹の子堀りを伝授しますよ。

YES WE CAN!!

日出(いず)るところの たけのこ大使(自称) 莞鳴

京都 西山の竹の子の良さの理由

京都の竹の子は私がいわなくても大正時代のころから良質なものとして全国的に有名です。

そして、さまざな点から他の産地と比べその品質は優れています。

まさに メイド イン 京都(MADE IN KYOTO)です。

そのかげには 農家の方々のさまざま努力こだわりがあります。

いままで、土入れや竹の子堀りについて書いてきましたが、

もうひとつ農家の方が大事にしていることがあります。

それは 竹の子の選別です。

出荷時に良い竹の子を瞬時に選別する目利きです。

同じ生産者の竹の子でも様々なものがあります。

それを 質とサイズに分けて選別、販売します。

もちろん 中堀りとよばれる傷物は商品価値がないとみなされ、出荷されません。

自分の誇りにかけた選別を農家自らがされるのです。

だから妥協を許さないのです。

その選別と出荷は昨日今日でなく先祖代々から受け継がれた目利きでされるのです。

たけのこが良いか悪いかは竹林農家の方は子供のころから見て知っています。

竹の子に関する目利きも味覚も英才教育をうけているのです。

だから、ここ西山(旧 乙訓地域)の竹の子はブランドなのだと思います。

ブランドには絶えずそれを守り育む努力とプライドが内在するものだからです。これこそ文化と伝統 だと私は思います。

皆様にはぜひ、この地で 本物のブランド物の竹の子を味わわれることを強くおすすめします。

 

ブランドとは何も欧米だけの専売特許ではありません。

日出るところの京都ブランド、たけのこ がこの地にはあります。

誇れるものが日本にはいかにたくさんあるか、みなさんも隠れた遺産探しの旅にでてみてください。

 

合掌

 

自称 たけのこ大使 莞鳴

 

 

 

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11時30分~22時00分
(入店は20時まで)

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月~木曜日の間で不定休

TEL:075-331-0029
FAX:075-331-2775

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  • ■JR京都駅より約30分(最寄り駅:
    JR向日町駅、阪急 東向日駅)

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