〒610-1121 京都市西京区大原野上里北ノ町1262
営業時間 : 11時30分~22時00分(入店は20時まで)
定休日 : 月~木曜日の間で不定休
京都の夏の風物といえば 祭り と 鱧(はも)。
白く透きとおる身が花開くと 淡泊でいて、濃厚な味わい。鱧(はも)のおとし。その身につける梅肉のあのすっぱさが、京都の夏の暑さを忘れさせてくれる。浴衣姿で鱧ちり鍋を食すと祭りのあとの余韻が永遠に続くように思える。「ほっこりとする。」という京都の言葉の意味が味覚を通して伝わる。
湯引きして 鱧のおとし。焼いても、土蒸しにしてもよし。されど、その身の淡泊な味わい故に職人の技と経験が試される食材でもある。ものが違えど、同じ淡泊な素材の竹の子料理で培ったうお嘉の出汁しは繊細な鱧の素材を最大限に活かす。市内の喧騒から離れ、京都西山の老舗うお嘉の鱧づくし会席をご賞味あれ。
15,000円(税・サービス料10% 別途)
先 付 | 鱧の子玉子〆 三つ葉 木の芽 | |
八 寸 | 鱧寿司 夏の珍味 | |
吸 物 | ぼたん鱧 ジュンサイ 水菜 柚子 | |
向 附 | 鱧の落とし あしらい 梅肉 | |
焚合せ | 鱧ごぼう巻 冬瓜 茄子 湯葉 三度豆 麩 | |
焼 物 または 鍋 物 |
7月まで 鱧源平焼 はじかみ 万願寺 7月以降 鱧ちり 松茸 |
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冷し物 | 鱧とオクラの茶巾寄せ | |
油 物 | 鱧アスパラ巻 小茄子 青唐 蓮根 山椒塩 レモン | |
酢の物 | 鱧焼目うす造り 独活 茗荷 ポン酢 | |
汁 物 | 赤出汁 | |
御 飯 | はも御飯 粉山椒 | |
水 物 | メロン 巨峰 |
※材料の都合により御献立ての一部が変わる場合もございます。ご了承ください。
京都の夏は祇園祭からはじまるとききます。この頃の滋味は海の幸なら、やはり鱧です。一年通じて一番に油がのって美味い。また、鱧のおとしや焼き物、椀物、寿司、はもチリ、揚げ物などさまざまな料理に出来ます。もちろん京都は川魚が昔から主で、アユの塩焼き、鰻の焼き物、鯉のあらいや琵琶マス、ごりの佃煮など琵琶湖の恵みがあります。
また、山の幸として、夏の京野菜が様々でてまいります。なかでも加茂なすは鱧同様におすすめします。長茄子とちがい丸い玉状のかたちをしており、肉厚で食感もよく、焼き物や揚げ物としてお供ししております。